豊後大野市清川町宇田枝にある御嶽山林道の桜並木は、地域のシンボルとして、過去に老人クラブが植樹したものです。しかし、近年、桜ソメイヨシノの寿命や保全・整備の問題により徐々に失われつつあります。
清川まちづくり協議会では、清川が誇る御嶽山桜ロードを再生し、次世代に継承されるように、「きよかわさくら街道プロジェクト~未来へつなぐ道」と銘打って、植樹活動などに取り組んでいます。
(桜の古木の伐採作業)
(桜の古木を活用したナメコの植菌)
平成27年度、平成28年度にソメイヨシノやシダレザクラなど約200本の桜の植樹を行い、平成29年度には、瀬戸内オリーブ基金からの助成を受け、桜ジンダイアケボノ100本の植樹を行いました。平成30年度は、第33回国民文化祭・おおいた2018及び第18回全国障害者芸術文化祭おおいた大会において、「耕す里の大御幸祭」と「御嶽流神楽大会」の会場となる御嶽山「神楽の里-能場公園」に紅葉の森を造成するため、2年連続で瀬戸内オリーブ基金からの助成を受け、モミジ13種330本、ジンダイアケボノ64本の植樹を行います。
(地域ぐるみでの植樹作業)
町内の各団体や有志の方、小学生・中学生、高校生、保育園児まで多くの方の参加をいただき、町民総参加の取組みになりつつあります。子どもから大人まで地域ぐるみで植樹・管理を行っていくことで、地域住民間の共通意識を醸成し、子どもたちにとっても未来へつながる「地域の宝」となっていくことを願っています。
(花を付けた桜ジンダイアケボノ)
【清川まちづくり通信】
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