豊後大野市大野町土師にあるふるさと体験村はご存知ですか?
山間にある穴場のキャンプ場。
珍しい竪穴住居の宿泊施設に、
※写真:ふるさと体験村HPより
キャンプ場の目の前には大小2つの河川プール。
※写真:ふるさと体験村HPより
居心地のいい素敵な「ふるさと体験村」
そんな体験村は、2015年、市から住民組織「土師振興協議会」に無償譲渡され、地域の皆さんが運営しているそうで、
日本文理大の学生の皆さんとコラボし、河川プールに木製水車を設置したり、シャワーしかなかったキャンプ場に五右衛門風呂を作ったり、古くなったバンガローのウッドデッキを作り直すなど、学生の力と地域の力で新しいモノも次々生み出す取り組みもしているパワーのある地域でもあるのです。
更に、体験村の近くには、旧土師郵便局をリノベーションして営業しているオシャレなcafe(ミーティング、ワークショップ、ライブなど、様々な用途での利用も出来る)も、この地域から生まれた素敵な財産。
「ブルーマーケットハジポスト」
ブルーマーケットHP⇒http://bluemarket.jp/
ヒョッコリある手づくりの看板も、地域を彩っています♪
さてさて。ハジポストを過ぎ、橋の上から見えてきた
目的地は、既に賑わいを匂わせている!
足早に向かう子供たちから、どんどん追い越されてゆくわたし・・・
受付で、入村料を支払い(入村って言葉が新鮮で、なんかいい響きだなと気に入ってしまいました(笑))
開会行事の、餅つきがはじまっていて、餅つき体験に挑む子供たち
勿論、大人も大歓迎♪
つきたてのお持ちの味と、感触も体験できちゃう!
あんこの包み方を習うのに、真剣な子供達
こんな機会、中々ないものです。
会場には、飲食店の並ぶブースや
文理大の学生さんたちによるボールすくいなどの出店もあり、河川プールに向かう、子供の足を引き留めていました(笑)
さてさて、何はともあれ、やはり一番のお目当ては、豊後大野市が誇るこの美しい水が生み出す河川プール。
そして、そこに放たれる
鮎!
みんなお待ちかねのメインイベント、鮎のつかみ取り(ウナギもいた!)
参加者も協力して、河川プールへ鮎をドドドドドドドドドーっと放ち
その様子に大人も子供も釘付け。
そして・・・レッツスターティン~♪
小さな子供たちも一生懸命鮎を追いかけます。が、
なんせ鮎、早い!!
まさに取るか取られるかの戦いです♪
取れた子供たちはご満悦。取れなかった子供たちは、ご立腹。
これも、自然が与えてくれた「生きる」体験ですねぇ
鮎つかみ取り体験を終えた後は、それぞれの時間を楽しみ
お昼を迎える頃に、地域の皆さんから、ソーメンのおもてなしが♪
ここに住んでいると、見失いがちですが、おもちも鮎もソーメンも。そして、何よりも
この地域と祭りを創り上げている一人一人の存在は、当たり前にあるものではないのです。
「ふるさと」という言葉・景色・聞こえてくる音・夏の暑さ・水の冷たさ・人の温かさ…今日という日。
来年、再来年、数年、数十年後も、体験できる場所であって欲しいと願います。
この横断幕に、胸が熱くなりました。
そんな素敵な想いも詰まったふるさと体験村は、
4月1日~11月30日の期間で開村しています。入村料が1人200円。バンガローや竪穴式住居風の宿泊棟が1棟につき1泊4500~9000円。
五右衛門風呂・ドラム缶風呂はまき(1束200円)を購入し、水道水を入れて沸かす体験もあります!
詳しい内容は、問い合わせてみて下さい♪
問い合わせ先⇒体験村(0974-34-3548)
また、来年も、この村に入村しに戻って来たいと思います♪
ふるさと体験村HP⇒http://furusatotaikenmura.com/